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11.292020
建設業許可を取得するとこんなメリットがあります。
建設業許可を取得することのメリット
建設業許可を取得される建設業者が増えています。なぜなら、建設業許可を取得することにより、信用力が上がり、その結果として、多大なメリットを受けることができるからです。
建設業許可を取得するとこんなメリットがあります↓
① 大きな工事を受注することができる。
建設業許可のない業者は、軽微な工事（請負金額が税込500万円未満、建築一式工事は税込1,500万円未満の工事）しか受注できません。しかし、許可を取得すると軽微な工事を超える500万円以上(建築一式工事は1500万円以上)の工事を受注することができます。
② 金融機関から融資を受けやすくなる。
公的融資制度（低利で固定利率、長期分割弁済といった有利な制度）などでは、許認可を得ていることが融資の条件となっていることが多いため、許可を取得することにより融資を受けやすくなります。
③ ゼネコンなど大手建設業者の下請けになるチャンスをつかむことができる。
建設業法では、許可を得ていない下請業者と、許可が必要な額の請負契約をした場合、発注者である建設業者も罰則が科されます。そのため、ゼネコンなど大手建設業者は軽微な工事のみを下請け発注する場合でも、許可業者にしか請け負わせない傾向にあります。大手建設業者の下請けに入るためには、許可を取得しておくのが良いでしょう。
④ 元請けとして公共工事に参加することができる。
公共工事の元請けになるには、たとえ軽微な工事のみを受注する場合でも、許可を取得してから、経営事項審査を受ける必要があります。小規模建設業者のなかには、継続的に公共工事を受注して販路を拡大している業者も多くいます。
しかし、建設業許可を取得するためには一定の要件をクリアする必要があります。許可取得申請手続きの資料作成にも時間を要します。
建設業許可の取得をお考えの方は、専門家に相談しながらすすめていくのが良いでしょう。
建設業許可の申請代行は行政書士の専門業務となっています。お近くの行政書士に相談しながら進めていくことをお勧めします。